世界で活躍できるエンジニア・研究者への第一歩を踏み出そう
私たちの生活はパソコン、スマートフォンなどエレクトロニクスの先端技術の恩恵によって、ますます便利になっています。より高性能化かつ環境負担を考慮した製品開発が今後の課題になると考えられており、高性能且つ小型・低消費電力な電子回路・素子の開発が求められます。これに伴う研究・生産技術開発は今後も重要であり、電気電子工学分野の担う役割はますます大きくなるでしょう。
電気電子工学科が対象とする分野は幅広く、数学・物理などの基礎学問から始まり半導体工学、プログラミング、情報通信の知識を習得できます。その後研究室に配属され各自の研究がスタートします。卒業研究を行う過程で、実験システムの構築(プログラミング、回路設計、機械工作)からエンジニアとして必須な能力を養う事ができます。また、エレクトロニクスに留まらず、それらを基盤技術としたフォトニクスに関する研究も盛んであり、量子力学や電磁気学などの応用レベルの知識まで、研究活動を通して学ぶことができます。この分野は世界中で競争があり、海外での活動の可能性もあります。これらの能力を習得し、世界の最前線技術に貢献すべく、電気電子工学科で学んでみませんか。
杉本泰
(2016年博士課程後期課程修了)